トランプのちょうど半分は何枚?|マジックの種あかし
誰もが錯覚してしまう天海ターンオーバーという技法を使ったマジックです。
日本一のマジシャン・ポンチ氏の動画に鮮やかな実演と解説がありますが、ここでは演出を変えています。
ポンチ氏の動画では、カードを1枚だけ表向きにセットして行っていますが、その1枚の処理の仕方が素人には無理なので、両面が表になったダブルフェイスカードを使っています。
ダブルフェイスカードはマジックショップやamazon等で売っていますが、いらなくなったトランプを貼り合わせて作ることもできます。
実演動画
手順1
トランプの束を表向きにした状態で1番下にダブルフェイスカードをセットしスタート。目分量で半分くらいに分け、天海ターンオーバーをする(やり方はポンチ氏の動画を参照してください。)
トランプの総枚数の話しに触れてから、下半分の裏向きになったカードの枚数が何枚か考えてくださいと言う。
手順2
相手が考え終わったら、カードをスライドさせて揃え、束ごと反転させる。
「じゃあ今、ひっくり返したので、表向きになっているカードは何枚でしょうか?」
答えを聞いてから、数えていくと全部表向きになっている。
補足
手順1でカードを半分に分ける時は、できるだけちょうど半分になるように、よく見て分けてください。天海ターンオーバーをした後は、裏向きと表向きのカードの厚みをよく見せて、ちょうど半分(27枚)か、26枚、28枚のどれかに絞ってあげると、相手が推理しやすくなります。
ダブルフェイスカードはトランプの箱にいつも1枚入れておくと、何かと便利です。